肩関節脱臼について
- 洋平 西野
- 8月26日
- 読了時間: 3分
こんにちは!ニシノ整骨院の下田です!
この前スタッフの方から、手作り生姜シロップを頂きました✨
炭酸水で割り、ジンジャーエールを作り頂いたら優しい甘さで美味しかったです(*^^*)
カルダモンも入れたらとおすすめされ、入れてみると良いアクセントに
夏に持って来いのお味がしました!
生姜は体を温める、免疫力を高める、消化を助ける、吐き気を抑える効果がございます。
カルダモンは消化促進、リラックス効果、抗酸化作用、血行促進、抗菌作用、口臭抑制、そして風邪の症状緩和などがあります。
また、女性ホルモンの分泌を促す効果も期待されており、脳の活性化にもつながるとも言われています。
今度は私もシロップ作りチャレンジしてみようとおもいます!!

今回は肩関節脱臼について。
肩関節とは肩関節は大きな可動域を持つ関節です。
肩関節の周囲は靭帯や筋肉で補強されおり、関節の安定・制動の多くを担っています。
関節の形状の特徴として、肩関節は球状関節とい
って、浅く小さなお皿(肩甲骨の関節窩)の上に皿より大きなボール
(上腕骨骨頭)が乗っかる恰好をしており、元来脱臼を起こしやすい構造をしています。
肩関節脱臼を発生しやすいスポーツとしては、ラグビーやアメリカンフットボール、
柔道などのコンタクトスポーツ、スキーやスノーボードによる転倒など
強力な力や捻る動作が加わることが多いスポーツでよく発生します。
また、肩関節の脱臼は繰り返すことが多く、2回目以降は1回目よりも弱い外力で脱臼を起こしやすくなる、
いわゆる反復性(習慣性)脱臼と言われる状態になります。
スポーツだけでなく、転倒した際手をついて、肩を強くぶつけて起こりうるのが肩関節脱臼でございます。
症状としては脱臼直後に肩に激しい痛み・肩の見た目の変形・動きの制限が起こります。
また、脱臼した骨が神経を圧迫したり、血管を傷つけたりすることもあります。
こういった合併症を伴うこともあるので、手指の感覚や曲げ伸ばしなどの運動が出来るかなどの確認が必要です。
また腱板損傷や断裂を伴う事も有る為、この確認も大切です。

治療として、検査を行い状態や症状を明らかにしたあと、骨の位置をもとに戻す「整復」を行います。
整復後は腕の固定を行う保存療法と手術を行う手術療法が選択されます。
保存療法を選択しても「肩の不安定性が強く残存する、脱臼を繰り返す」時、
手術療法を選択しますが、基本的には保存療法が選択されます。
保存療法では、脱臼の程度や型にもよりますが、整復後に三角筋で3週間程度の固定を行います。
その後、リハビリとして肩関節周囲の筋肉に負担をかけないようにして肩関節の動きをよくするストレッチを開始します。
そして、肩関節の動きがよくなれば筋力の回復訓練を行います。
肩関節脱臼の治療は無理に自分で戻そうとはせず、急いで専門家を受診しましょう。
誤った方法で整復すると、肩周囲の血管や神経を傷つけてしまう恐れがあるので大変危険です。
肩関節脱臼はしっかりと状態を把握し、適切な治療とリハビリを行う事が大切です。
『肩を動かせない、肩の激痛、肩がはずれた』という症状でお困りであれば
ニシノ整骨院へお気軽にご相談ください。
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